右わき腹打撲で故障者リスト入りしている佐々木主浩投手の前半戦復帰が、絶望的となった。18日の試合前、シアトル市内でMRI検査を受けた結果、同個所の「右ろっ骨2本の亀裂骨折と筋挫傷」が明らかになった。
佐々木が故障したのはニューヨーク遠征後の8日だった。シアトル到着後、自宅2階にスーツケースを運ぼうとした際、階段でつまずいて右わき腹を強打。10日の試合前、球団の担当医から診察を受けた。その結果を経て、ベンチ入りしたものの、試合中にブルペンで投球練習をしたところ、呼吸するのも苦しいぐらい痛みが増し、故障者リスト入りとなった。その後、レントゲン検査も受けたが、骨折などは発見されず、さらに精密検査が必要と判断され、この日に至った。
「自分の不注意でこんなことになってチームメートに申し訳ない気持ちでいっぱいです。ただ、今はチームの調子がいいのがせめてもの救い。少しずつ痛みもなくなってきているし、今後は治療に専念して、1日も早く復帰できるようにするしかないですね」。20日からのサンディエゴ・アナハイム遠征には帯同せず、シアトルで治療。投球再開後は、マイナーでの調整登板を経て、7月15日の球宴以降に、戦列復帰する見込みだ。
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