ツーシーム威力 マリナーズ佐々木はブルワーズ戦(メリーベル)の6回から2番手として登板した。マ軍はこの日2チームに分かれ、イチローとは別の試合だったが1回を投げ、左打者3人を無安打2三振の無失点。貫録十分の投球を披露した。
休日明けともあり、この日は軽めの調整を兼ねた登板で「まあまあの出来。あまり力を入れず、八分ぐらいで投げました」と余裕たっぷり。先頭カサノバは新球ツーシームでファウルさせカウントを整え、フォークで空振り三振。ヒューストンもツーシームで追い込み、チェンジアップで空振り三振に料理するなど、2年目のテーマとする新球が順調なことを実証し、「今の球は何だ? ツーシームなのか?」とスタンドのスコアラーを慌てさせた。
これでオープン戦6試合6回で、10奪三振の1失点。防御率1・50で奪三振率も15・00まではね上がった。「調子が良すぎて逆に不安なぐらい。本当は打たれて課題がある方がいいんですけどね。でも、これからは結果にこだわりたいですね」。開幕までの登板予定はあと3試合。2年目大魔神に死角はない。
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