アマ日本代表の後藤寿彦監督と応武篤良コーチが8日、東京・竹橋の全日本アマチュア野球連盟事務所で強化部会の小委員会を開いた。会議後、後藤監督は04年アテネ五輪に向けて、マリナーズ・イチロー、佐々木ら日本人メジャーリーガーらもプロアマ合同チームの選考対象にしたい意向を示した。実現に向けては諸問題をクリアしていかなければならないが「国の対抗戦だからね。(選考対象に)入る」と語った。アテネはプロアマ最強メンバーで臨む態勢だ。「体力、技術、スピリットのある選手が必要」と選考基準を示した。
11月にはキューバでインターコンチネンタル杯があるが、今年の目標を後藤監督は「打倒キューバ」に置いた。早速今日9日から18日までキューバ野球を視察に行く。指導方法やリーグ戦を見る構えだ。
委員会ではアマ選手の2月のプロキャンプ派遣についても話し合った。50人ほどに絞り込み、22日の強化部会で48人のメンバーを決め、派遣球団を内定させる予定。また世界に通用するベストメンバーづくりへキャンプ期間中は「全チームを見たい」とアマ選手のみならず、プロ選手も視察するつもりだ。
この情報はnikkansports.comの協力でお送りしています
|