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7月12日
5年ぶりセの佐々木、1回2K/球宴

<オールスター第2戦:全パ2−1全セ>◇11日◇長野

 5年ぶりの球宴にも、お祭り気分を捨て、真剣勝負に徹する理由が、横浜佐々木にはあった。「これぞプロの技を見せたい。我々はファンへ最高のプレーを見せるのが使命だから。特に球界がこんな状況ですから今回の球宴はその辺を意識してやります」。大魔神の投球はシーズン中さながら、いやそれを上回るほど結果にこだわったものだった。

 8回。いきなりの見せ場がめぐってきた。くしくも今季、日本球界に復帰した「メジャー帰り」同士の新庄との対戦。初球から宝刀フォークを抜く。2球目の124キロフォークで右飛に抑えた。谷には左前打を許したが城島、ズレータを、これまたフォークで連続三振。計13球でウイニングショットのフォークを10球も投じた。試合前にタレント石橋貴明、歌手松田聖子と三振に抑えた際にはマウンドで派手なポーズを約束していたが「できる雰囲気じゃなかった」と真剣勝負に徹した。

 「久々の球宴で楽しめたよ」の言葉にウソはないが「配球は(巨人阿部)慎之助に任せたが、結果にこだわったからフォークが多くなった」のも本音だ。再編問題で揺れる球界。ファンや選手の声を無視して進められる現状で、離れるファンの目をグラウンドへ引きつけたかった。実は前日の第1戦で全セ投手コーチの巨人堀内監督から「慣れたナゴヤドームの方が故障の心配もないから」と打診された。だが迷わず「あまりプロ野球の試合がない長野で投げたいです」と、この日の登板を志願した。

 第1戦の練習中から、誰よりも長くグラウンドに残りファンへサインを書き続けた。「今回の球宴は見どころがあって、ファンも喜んでくれたと思う。これからが大変だけど、まず選手はグラウンドでファンの心へ訴えるべきだから」。投手陣最高年俸男が、その自覚を、久々の球宴マウンドでほとばしらせた。

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