<マリナーズ5−4ブルージェイズ>
ロッカー室に戻った佐々木の口から出てくるのは、やはり反省の言葉だった。「いいところがなかった。間隔は(中4日と)あいていたけど、体が重かった。こういう時の調整を考えないといけませんね」。
1点リードの9回表、無死から、モンデシーにカウントを取りにいったフォークを左前へ運ばれた。三振で1アウトを取った後、盗塁と捕手の悪送球で1死三塁。続くウェルズに犠飛を許して、同点に追い付かれた。続く10回表は、前の試合まで着ていたゲンのいいアンダーシャツに着替え、キッチリ無失点に抑え、サヨナラ劇へのムードを演出した。セーブこそ逃したものの、今季2勝目。「ボクに勝ち星はいらないんです。ちゃんと1点を守りきらないとね」。サヨナラ勝ちにホッとする一方で、最後まで佐々木の顔は引き締まっていた。
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