<ブルージェイズ7−3マリナーズ>
佐々木主浩投手が、慣れない中継ぎ起用に戸惑いを口にした。この日のブルージェイズ戦では、2点差に追い上げた直後の8回裏、3番手として登板。先頭打者は遊ゴロに抑えたものの、その後2者連続四球を与えて屈辱の降板となった。
続く4番手ベニテスの時、内野安打と守備のミスが重なり、佐々木に2失点が記録された。これがダメ押しとなり、マ軍は3−7で連敗。反撃ムードに水を差したとあって「(脇腹のケガで)休んでいたブランクが出ているのかもしれないし、中継ぎ(の調整法)のせいかもしれない。いい感じに自分でもっていけないんですよ」と、大リーグ通算129セーブを記録するリリーバーは弱気な発言に終始した。
これで脇腹のケガから復帰後、4試合3回1/3で防御率は5・40。この日は直球も89マイル(約143キロ)止まりで、フォークの落ちも鈍かった。「失望したかって? 良い球は投げてたよ。でも2人目の打者の、カウント2−3からの球がボールに判定されたのは不運だったね」とはメルビン監督。「中継ぎはやったことないし、難しいよ」という佐々木の復調がマ軍のプレーオフ進出へのカギとなるだけに、最後までかばい続けていた。
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