<横浜5−5巨人>
横浜佐々木主浩投手が、先発で国内復帰初マウンドを踏んだ。天候の悪化を配慮し、リリーフから急きょ先発に。結果は1回を無失点。わずか8球で5年ぶりの本拠地のマウンドを降りたが「投げられたことで十分。ホッとしている」と振り返った。
先頭の仁志の初球。捕手がキャッチできないほど落差のあるフォークボールで空振りを奪う。最後もこの球で空振り三振に仕留め「フォークは思った通り。角度もいい」と最大の武器の順調な仕上がりに胸を張った。
だが、直球は最速137キロにとどまった。清水に131キロの直球をいとも簡単に中前へはじき返された。小久保は遊ゴロ併殺だったが、明らかな打ち損じだった。直球のことに「直球はもうちょっとかな。どこかで1球全力で投げてみようと思ったが、怖かった」と振り返った。
開幕まで10日を切り、残る登板は27日だけ。「別に急いではいない。やることは分かっているので」とマイナス思考を振り払うように話した。
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