横浜の最下位脱出へ、佐々木主浩投手(36)が「兼任コーチ」役で牛島新監督をサポートする意向を明かした。14日、自主トレを行った沖縄・名護市内で「あと何年現役を続けられるか分からないですから、培った経験、技術を若手に伝えていく。コーチも年下ですから、出しゃばらず(指導も)やっていきたいな」と語った。
自らの復活が、低迷するチームの躍進につながることを自覚する一方で、若手戦力の底上げにもひと役買う。2月の誕生日で37歳、チーム最年長となる。野村、吉田の両投手コーチも佐々木より年下で、2月1日の春季キャンプでは若手に積極的にアドバイスしていく。すでに大物新人、那須野巧投手(22=日大)に「プロの心得」を話すなど、若手と首脳陣のパイプ役にもなる。「まず自分自身が結果を出さないとダメですから。とにかく若手の手本となるように、キャンプからやっていきます。そして年齢も年齢なんで、監督、コーチの手助けができればと思ってますよ。みんなの力で優勝できるようなチームになりたい」と言葉に力を込めた。
この日は予定していた日の出からの早朝ランニングは大雨で急きょ中止。本格的な自主トレを開始した前日同様、ホテル内のジムでの筋力トレで汗を流した。
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