大魔神は7枠12番ファインモーションで勝負する。19日、有馬記念(G1、芝2500メートル、22日=中山)の枠順が決定。今年も日刊スポーツで大一番を予想するマリナーズの守護神佐々木主浩投手(34)は、6戦無敗の3歳牝馬ファインモーション(栗東・伊藤雄)に◎を打った。○シンボリクリスエス(牡3)、▲コイントス(牡4)の馬連3頭BOXが勝負馬券。佐々木投手の予想は現在3年連続優勝。馬券はきょう20日、都内2カ所のウインズで前々日発売される。
僕の本命馬は3年連続で勝ってるんです。2着は外してるけど、これは自慢していいでしょ?
本命はファインモーションにします。史上最強の牝馬と呼ばれていますが、本当に牝馬なんでしょうかね。500キロ近い馬体重(前走のエリザベス女王杯で488キロ)で筋肉隆々。牡馬顔負けです。それでいて53キロで出られるのは大きい。4歳以上牡馬は57キロだから4キロハンデがあるわけです。ペドロ・マルチネス(レッドソックス)が、マウンドの3メートル手前から投げるようなものでしょう。
武豊騎手が騎乗するのも大きい。ジャングルポケットとどちらを選ぶかなと思っていたけど、こっちを選びました。どんな事情があったのかは知らないけど、最終的に選んだという事実は軽く扱えません。親交があるから言うわけではないけど、武豊騎手は世界一だと思ってます。彼も僕と同じで外国(フランス)を主戦場にしてますけど、実力と自信がなければステッキ1本で外国に行くなんてできないでしょう。野球選手はシーズン前に契約するけど、騎手はレースで成績を残さないと1円も実入りがない、ということもあるわけですから。
騎手と言えば、3年前にハリウッドパーク競馬場(カリフォルニア州)で、ピンカイJr.騎手が世界最多の8834勝をマークしたレースを見てたんです。もちろん、単勝馬券を買ってね。あの時、肩ぐるまされて、シャンパンシャワーを浴びるピンカイJr.を見て「これがアメリカ流だ」と感動したんです。そう、競馬は騎手です。この前、武豊騎手は1日8勝したでしょ? 12レースで8勝は、比率で言えば9回で18奪三振。脱帽ですね。
対抗はシンボリクリスエス。今年の有馬記念のテーマは3歳馬対決でしょう。牡牝のトップがしのぎを削る。それを見たいですね。こちらも55キロ。古馬より2キロ軽いということは、やはり有利です。
そしてコイントス。ボンズ、ソーサの後に2Aの選手が出てきたような感じでしょうが、去年の有馬記念を思い出してください。アメリカのテロがあって、1着マンハッタンカフェ、2着アメリカンボスの米国馬券。こういうのってバカにできません。今年はサッカーのW杯がありましたから、それでコイントス。サッカーボーイ産駒のヒシミラクルにしようかな、と迷ったけど、日本版ピンカイJr.の岡部騎手に期待ですね。この3頭のBOXを馬連で買ってみようと思います。
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