<マリナーズ4−2カブス>
マリナーズ佐々木主浩投手が、インターリーグ(両リーグ交流戦)のカブス戦で今季14セーブ目を挙げた。3点リードの9回表に登板し、味方の失策をきっかけに1点を許したものの、3三振を奪う力投。4−2で逃げ切った。
3番ソーサから始まる合計1134発の強力クリーンアップを前に、佐々木は心を躍らせていた。「3点差で余裕もあったし、楽しみでした」。ソーサとの初対決では、初球の直球でバットをへし折りながら、遊撃レラフォードが失策。だが、焦りはなかった。無死二塁からマグリフ、アルーを連続三振。ハンドリーに適時打を許したものの、最後はブラウンを空振り三振に打ち取って試合の幕を引いた。「いい球と悪い球がハッキリしてました。3三振? たまたまですよ」。
この日の失点も自責点ではなく、今季23試合目の登板で防御率は0・40。「数字は関係ないです。チームとしては我慢の時ですが、これだけ悪い状態で(勝率)5割できてますから」。試合後のコメントは、チームリーダーとしての自覚にあふれていた。
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