<マリナーズ8−5インディアンス>
マリナーズに序盤戦最大のピンチが訪れた。インディアンス戦の9回に登板した佐々木主浩投手が腰痛を訴えて途中降板した。一時的な腰の「張り」が原因だが、横浜時代からの持病の再発とあって、球団広報部は今後の登板のメドについて「23日以降の状態次第」と発表するにとどまった。最悪の場合はメジャー4年目で初の故障者リスト(DL)入りの可能性もある。
直球は走らない。フォークボールは落ちない。佐々木はジレンマを振り払うように、マウンド上で何度も屈伸しながら投げた。しかし、限界だった。1点リードの9回表。四球と2本の安打で同点に追いつかれてしまった。「これ以上投げたらチームに迷惑をかける」。2死を取ったところで、自らベンチへサインを送り降板を申し出た。
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