マリナーズの日本人３選手が、きょう２日のパドレス戦で同じグラウンドに登場する。昨季の公式戦では、マ軍の佐々木主浩投手とイチロー外野手と、当時エンゼルスの長谷川滋利投手が対戦したが、同じチームになってからは初めてだ。

　特に佐々木にとっては、昨年のリーグチャンピオンシップ、ヤンキース戦でサヨナラ弾を浴びて以来の実戦マウンド。「とりあえずストライクが入ればいい」と話す一方で「でもいざ試合となったらやっぱり打たれたくはないですからね」と、気を緩めるつもりはない。移籍してきたデービス捕手との初コンビをテストする意味合いもあり、フォーク、カーブも試投する予定。「どんなリードをするのか、まずは任せてみます」。

　この日は、横浜時代以来の専属医でもある横浜南共済病院・山田勝久院長が現地入り。「異常なし」のお墨付きをもらった。「いよいよ始まるな、という感じですね」。キャンプイン以来、好調を維持しているだけに、例年以上に気合十分だった。

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