<マリナーズ6−4エンゼルス>
マリナーズが、エンゼルス相手に最後の意地を見せた。前日の黒星で地区優勝が消滅。プレーオフ出場の可能性も「残り試合全勝・エ軍全敗」の場合の決定戦だけとなったが、この日は6−4と逆転勝ちした。最後は、佐々木主浩投手が無失点に抑えて36セーブ目を挙げた。
試合後の佐々木のコメントが、今の両チームの状況を表していた。「相手に粘り負けしないようにと思ってました」。各打者にファウルで粘られて2死満塁。最後まであきらめないエ軍打者の気迫に、一瞬ひるみそうになった。だが、負けるわけにはいなかった。「自分で何やってんだろう、って情けなかったです」。4番アンダーソンを左飛。プライドの34球だった。
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