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4月4日
日本人トリオ、マリナーズ初勝利演出

<マリナーズ7−4ホワイトソックス>

 マリナーズが、日本人投手の好リレーで今季初勝利を挙げた。ホワイトソックス戦で、長谷川滋利投手が逆転した直後の8回表に、移籍後初登板。1イニングを1安打無失点と好投し、続く最終回は佐々木主浩投手が無失点に抑えて今季初セーブを挙げた。イチロー外野手は、7回裏の逆転劇を呼ぶ内野安打を放ち、5打数1安打の成績だった。

 役目を終えた、共通の充実感が、うれしかった。マウンド後方にできた勝利の輪の中で、佐々木と長谷川が互いに言葉と笑顔を交わす。セーフコフィールドで味わう今季初勝利。二転三転した、不規則な試合の流れを断ち切ったのは、2人の日本人リリーバーだった。長谷川−佐々木の零封リレー。昨年メジャータイ記録の116勝を挙げたマ軍の今季の底力が、この継投だった。

 今季初セーブを挙げた佐々木は、右肩をアイシングしながら、しみじみと言った。「長谷川がよく抑えてくれた。彼がキッチリと抑えてくれたから、ボクもしっかりといけました」。3点差とはいえ、気温3度まで冷え込む寒空での今季初登板。それでも、心も体もヒートアップしていた。2死から左前打を許したものの、最後はクレイトンをフォークで3球三振。キャンプ以来、持続してきた好調さを、初登板でも存分に見せ付けた。

 佐々木の言葉を借りるまでもなく、締めくくりのムードを演出したのが、長谷川だった。1点リードしていた7回表、マ軍自慢の救援陣、ネルソン、ローズが2点を許して逆転された。しかも、3番トーマスから始まる破壊力抜群のオーダーだった。だが、そこはメジャー6年目のベテラン。1死から左前打を許したものの、後続を併殺に打ち取って佐々木へバトンを渡した。「佐々木さんとのリレー? 意識してなかったですけど、やっぱり日本人で抑えるのは気持ちいいです。こういうのを、もっと見せられるようにしていきたいですね」。メジャー最高といわれる救援陣が、長谷川の加入でさらに厚みを増したことを実証した。

 チームを初勝利へ導くリレーとはいえ、経験も実績もある2人に、必要以上の感慨はない。「今日は皆さん(日本のマスコミ)にはおいしい試合だったでしょう。でも、今日はそうじゃないんです」。そう言い残した佐々木は、この日引退セレモニーを終えたばかりのビューナーに、ウイニングボールを渡しに行った。

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