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4月10日
史上初!日本人継投白星、長谷川→佐々木

<マリナーズ5−4エンゼルス>

 マリナーズが、またしても長谷川−佐々木の日本人投手リレーで白星を飾った。1点を追う7回途中から登板した長谷川滋利投手が、古巣エンゼルスとの初対決で好投し、移籍後初勝利。最後は、佐々木主浩投手が、9回を無安打2三振の完全救援で締めくくって2セーブ目を挙げた。日本人投手が同一試合で、勝利とセーブを挙げたのは史上初。イチロー外野手は、4打数1安打2三振だった。

 マウンド後方にできた輪の中で、2人は固い握手を交わした。「ちゃんとプレートから(軸足を)外さないとボークだぞ」。セーブを挙げた佐々木の冷やかしの声に、勝利投手の長谷川が笑う。日本人投手2人がつなぐ「ゼロ封リレー」。逆転勝ちしたマ軍の白星の最後の直線を支えたのが、この2人だった。

 行方の決まらない勝敗の流れを、まず最初に断ち切ったのが、長谷川だった。1点ビハインドの7回裏1死一、二塁の状況が出番だった。投ゴロ、敬遠で2死満塁となったところまでは、ある意味で予定通りだった。だが、代打ダバノンを迎えたところで、思わぬミスを犯した。サインが決まらず、つい仕切り直したところで、主審からボークを宣告された。「その瞬間は、理由が分からなかったんですが、まあ日本でもよくやってましたからね」。走者をかえしたものの、気持ちはキレていなかった。

 頭を冷やすためにロッカー室へ戻った直後、味方打線が3点を奪って逆転に成功した。ブルペンで佐々木と「いつもキッチリ投げていれば、このチームは逆転してくれるんだから」と話し合っていた通りの展開。古巣エ軍の打者に対しても、遠慮なく内角を突いた。「みんな仲のいい相手でしたが、どう打ってくるかも分かってましたから」。8回裏1死一塁、ファンがグラウンドに乱入するハプニングが起こった。だが、その間、主審に前の回のボークの理由を確認する余裕があったのも、ベテランならではだった。

 残り1イニングになれば、あとは佐々木の出番だった。痛烈な投ゴロをさばき、最後はフォークで2者連続三振。鮮やかな締めくくりだった。「日本人リレー? そういう意識はないし、チームが勝てばそれでいい。でも、長谷川もいい仕事をしてるし、勝ち星が付いて良かったですね」。連投を感じさせない完ぺき投球で、キャンプ以来、通算11試合連続無失点。今年になって1度たりともホームを踏ませていない。同一チームの日本人投手が、同じ試合で勝利とセーブを挙げたのは初めて。「明日? 3連投だっていきます」。佐々木の言葉には、リーダーとしての思いが込められていた。

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