<ナ・リーグ7−7ア・リーグ>
投げ終わったマリナーズ佐々木は、苦笑いを浮かべていた。昨年に続く2回目の出場。「昨年は緊張してましたが、今年はちょっとばかりリラックスし過ぎちゃいましたね」。1点リードの7回に登板。3安打で2点を許し、逆転された。グリーンに本塁打性の大ファウルを打たれた瞬間だけは「入らないでくれ」と祈った。結局、2三振を奪うなど貫録も見せたが、照れくさい内容だった。
もっとも、グラウンド外では2回目らしい「外交」ぶりだった。試合前には、ヤンキースの抑えリベラと談笑。労使協定問題などの情報交換を行った。そのほか親友のA・ロドリゲス(レンジャーズ)ジオンビー、ジーター(ともにヤンキース)ゴンザレス(Dバックス)らとも交歓。「いいリフレッシュになったと思いますし、後半戦も気を引き締めていきたい」。早くも公式戦へ気持ちを切り替えていた。
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