<マリナーズ6−3レンジャーズ>
マリナーズ佐々木主浩投手が風邪にも負けずセーブのつかない4点差の9回に登板。先頭のI・ロドリゲスにソロを浴びたが、1失点に抑えてチームの連敗を2で止めた。
後半戦開始と同時に猛暑のタンパ、ボルチモア、テキサスなどを11連戦する長期遠征中。しかも前日、移動の飛行機が6時間近く遅れるトラブルもあった。実は佐々木だけでなく、ピネラ監督らチームの多くが夏風邪に悩まされていた。同監督は前日の試合後の会見をキャンセルするほどだったが、体のダルさと下痢を訴える症状はみな同じだった。佐々木は「体調は最悪。でも、暑いこの季節が踏ん張りどころ」と、最低限の仕事をこなすことでチームの士気を高めた。長期遠征も残り4試合。猛暑の続く北米大陸だが、唯一の「避暑地」が本拠地シアトル。佐々木は「早く帰りたいよ」と同僚の胸の内を代弁していた。
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