<マリナーズ4−3タイガース>
マリナーズ佐々木主浩投手が、雪辱の27セーブ目を挙げた。タイガース戦で、1点リードの9回表1死から救援。1安打を許したものの、後続を連続三振。敗戦投手とになった前日の悪夢を振り払った。
3連投ながらも、肩の張り、疲労感は残っていなかった。ホルターには初球の速球でポテン安打を許す。「タ軍は初球からどんどん打ってくるし、初球の入り方は考えてたんですけどね」。前日、不運な当たりの連続安打で黒星を喫した流れが続いているかのようにも思えた。
が、落ち着いていた。後続のトルービー、イングをいずれもフォークで連続三振。「直球も悪くはなかったんですが、あれぐらいフォークが落ちてくれればね。とりあえずフォークが良ければ、ボクの場合、なんとかなりますからね」。
前日の試合後、自宅に戻ると渡米中だった母信子さんらと庭でバーベキューパーティー。グラウンドでの悪夢は、消し去っていた。「どんな展開でも(チームが)勝ち越したらボクの役目。明日? 4連投でも、いけそうですよ」。佐々木の顔はすがすがしかった。
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