<インディアンズ2−1マリナーズ>
シアトル・マリナーズの佐々木主浩投手が連日の35セーブ目を挙げた。インディアンス戦の9回裏に登板し、打者3人をピシャリ。このカードでは渡米後、初セーブで、過去対戦したア・リーグ全13球団、ナ・リーグ5球団すべてからセーブを稼いだ。
相手の手ごわさは佐々木自身が分かっていた。この日までア・リーグ中地区首位で、リーグ最強打線のインディアンス相手に1点差で登板。「試合展開も良くないし、厳しい場面。点差もなかったし、気合を入れていきました」。噴き出す汗をぬぐおうともしなかった。
「仲のいい連中だったんで投げにくかった。マウンドでは顔を見ないようにしました」。昨年の日米野球で同僚だった2番ビスケル、3番アロマーを二ゴロ。4番バークスはフォークボールで空振り三振だ。37セーブを挙げた昨季、唯一セーブがなかったのがこのカードで、これまでの対戦防御率は9・00と苦手にしていた。「すごく好きな球場だけど、抑えた記憶はなかったから」。これでア全13球団、さらにナ5球団と、過去対戦した全18球団からセーブを記録した。
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