マリナーズがテロの犠牲者のために立ち上がる。マ軍選手会が練習後にミーティングを開き、犠牲者の家族らのために援助、寄付を行うことを決めた。
ミーティングではまず、ウィルソン選手会長(捕手)から球場の警備などの事務連絡のほか、犠牲者に対するチャリティーの提案が出された。方法、金額などの詳細は未定だが、選手会独自でテロ事件の犠牲者やその家族に、寄付を贈ることを全員一致で決めた。「僕個人としては何もできないですが、みんなで力を合わせて少しでも犠牲者の方々の手助けができればいいですね」(佐々木)。選手会だけでなく、マ軍の夫人たちも赤十字と協力して募金運動を行う予定だ。
また、ミーティングでは、マジック2となっている地区優勝後の祝勝会についても意見を交換。すでに球団側が「シャンパン・ファイト」の自粛を決めており、選手会としても派手なパフォーマンスやコメントは慎むことで一致した。
マ軍はあす18日のエンゼルス戦から再スタートとなる。マ軍が勝ち、さらにマジック対象のアスレチックスが敗れれば地区優勝が決まる。
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