<マリナーズ3−1ブルージェイズ>
マリナーズが、抑え不在のピンチをしのいでブルージェイズに連勝した。前日の試合で2回を投げた佐々木主浩投手が、この日は腰痛を訴えて登板回避。代役を務める予定の長谷川滋利投手の登板こそなかったものの、当面は苦しい台所事情となりそうだ。
先発モイヤーが8回途中まで1失点と好投したことで、大きな影響は出なかったものの、ブルペンはギリギリの状況だった。腰痛の佐々木に加え、前日打球を腹部に受けた左腕ローズも休養。ネルソン、長谷川で足りない場合を考慮して、先発陣のハラマがスタンバイしたほどだった。「どんな展開で出ても楽しいもんです。思わぬ力が出るかもしれませんから。まあ、佐々木さんは丈夫だから、すぐに戻ってくるでしょう」。長谷川はサラリと言ったが、コマ不足は否めない。
佐々木も、慎重な言葉に終始した。試合前の練習にも参加せず、アイシング、マッサージ、電気治療などに専念。「いつものことですし、無理はしないようにしたんです。治療でやれることは全部やりました。次回? 明日の状況次第ですね」。シーズン佳境を見据えた場合、無理は禁物だけに、ここ数試合がマ軍にとって正念場となりそうだ。
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