佐々木主浩投手が10日(日本時間11日)から、3日間の投げ込みに突入した。この日はブルペンで、直球中心に110球のピッチング。「日本流調整法」で体力強化を図った。「最後ちょっと疲れたね。でも(オフに手術した右ひじの)違和感もなくなってきてるし。腕の力だけじゃ故障がちになるから、投げて体力と筋力をつけるんです」と満足そうに話した。
3日間で300球をはるかに超える投げ込み。そんな守護神の意欲が、故障中の正捕手ウィルソンをブルペンに入らせた。同捕手は左脇腹を痛め、復帰のメドすらたっていない。しかし佐々木の調整法を知って、以前から投球練習の相手役を志願していた。「低めに集まっていたし、いい球だったよ。110球も投げたのに、最後まで強い球が来ていたしね。明日も僕が受けるよ」。投げて体を作る日本流の調整に、マ軍の正捕手もすっかり感心していた。
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