右肩痛でペースダウンしていたマリナーズ佐々木主浩投手が22日、1週間ぶりに投球練習を再開した。15日のジャイアンツ戦で登板した際、右肩裏の筋肉を伸ばしたため、その後ノースロー調整を続けてきたが、順調に回復したこともあり、この日からブルペン入り。直球だけとはいえ、ウィルソン捕手相手に約30球の肩慣らしを行った。
「まだ怖さはありますが、ボチボチでしょう。開幕までには大丈夫だと思います」。当初予定されていた日本開幕戦に合わせる一方で、アリゾナの天候不順にも惑わされ、登板日程に無理が生じたのが調整が乱れた原因。「あんまり焦って仕上げてもしょうがないですし、(開幕前の)最後の試合で投げられればいいでしょう」。
日本開幕が中止になったことは残念でも、佐々木の調整にとってはプラス材料。「シーズンは長いですからね」。目先の不安はあっても、162試合の長丁場を見据える姿は、頼もしかった。
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