横浜佐々木主浩投手(36)は、札幌遠征には帯同せずにリフレッシュ休暇に入ることが9日、分かった。今日10日から阪神2連戦を迎えるが、この日の全体練習にも姿を見せず、山下監督は「ハッキリとした指示は出していないが、この2連戦は来ない」と説明した。
4日の中日戦(ナゴヤドーム)で5年ぶりに日本での黒星を喫すると、7、8日のヤクルト戦(横浜)でも3戦連続でリリーフ失敗。前日の試合に至っては2点のリードを3者連続被弾でひっくり返される自身初の屈辱だった。試合後に山下監督と話し合いをし「3戦連続となれば佐々木の胸中もなんとも言えないものがある。連れてこれる状況ではないなと感じた」(山下監督)と休養を決定。佐々木は「とりあえず頭を冷やして考えたいこともあるし…」と敗戦の責任を背負い込んでいた。
体調面のアクシデントも心配されたが、開幕前に痛めた右足甲、太もも裏、昨年からの腰痛について、升永チーフトレーナーは「今は病院にも行っていないし、問題ない」と話した。今後について山下監督は「(横浜に)帰ってから指示を出す」とだけ話したが「19セーブを挙げたその大きさを忘れてはいけない」と誰よりも大魔神の完全復帰を熱望していた。
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