横浜の抑えの切り札、佐々木主浩投手(36)がシーズン途中での引退の意向を球団に伝えていたことが11日、明らかになった。球団は慰留する。
佐々木投手は8日のヤクルト20回戦(横浜)で2点リードの9回に登板したが、3連続本塁打を浴びて3試合連続で救援に失敗。試合後、山下大輔監督と峰岸進球団社長に引退を申し入れたもようだ。峰岸社長は「あれだけの選手だから出処進退は自分で決める」と語った。
佐々木投手は1990年にドラフト1位で大洋(現横浜)に入団し、2年目から抑えに転向。「ハマの大魔神」と呼ばれ、98年には横浜の日本一に貢献した。フリーエージェント(FA)になって00年に米大リーグ、マリナーズ入り。新人王に輝くなど、大リーグ4年間で129セーブを挙げた。今年1月に家族の問題を理由に、マリナーズとの契約を1年残して退団。5年ぶりに日本球界復帰を希望し、2年契約、推定総額13億円で古巣横浜と契約した。
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