<ロイヤルズ4−5マリナーズ>
たった1球のミスだった。1点リードで迎えた9回裏、佐々木がマウンドに上がった。先頭クインを三振に切って取るも、続くマッカーティに対しカウント0―2から外角を狙った速球が真ん中に入ってしまい、同点となる1発を浴びた。昨年4月、同じ相手に1発を浴びている。その後は完ぺきに抑えたが、1球のミスも許されないのが佐々木の仕事。19日ヤンキース戦に続く救援失敗となった。チームは延長戦で勝ったものの、試合後の佐々木は反省しきり。「あのカウントからは(マッカーティの)苦手な内角を狙うべきだった。僕の配球ミスです。昨年と同じ相手に同じカウントから打たれたのが悔しい」。ただ、ピネラ監督は「あの1球以外は完ぺき。明日(28日)も1点リードはササキに任せるよ」と、信頼は揺らいでいなかった。
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