メジャー3年目のシーズンを迎えるマリナーズ佐々木主浩投手が、キャンプインに備えて米国に到着した。過去2年間、あと1歩でセーブ王とワールドシリーズ出場を逃しただけに、今季は肩の調子を万全に仕上げるために、春季キャンプ中にこれまでの2倍にあたる投げ込みをする考えを明らかにした。きょう3日にシアトル入りしたのちには、5日にキャンプ地・アリゾナ州ピオリアへ移動。温暖な土地での調整へ備えてきたとあって、早速、遠投を開始し、10日からはブルペンで本格的な投球練習を始める予定だ。
そんな佐々木の今キャンプのテーマは投げ込み。これまでも100球前後の投球練習を3日程度はこなしてきたが、今年はその期間をさらに倍増させるつもりだ。「やっぱりもう少し投げたい気持ちはあるんです。投手コーチと相談してみますが、今年はできるだけたくさん投げて仕上げていきたいですね」。球数限定のメジャー流とは一線を画した、いわば佐々木流。独自のペースを守る佐々木に、不安は見当たらない。
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