マリナーズ佐々木主浩投手が、一気に調整ペースを上げた。この日も約50球の投球練習を行ったが、ブライアン・プライス投手コーチは「過去3年間でベストの出来」と絶賛。契約ラストイヤーとなる今季も、頼もしいクローザーぶりが期待できそうだ。
プライス投手コーチの言葉を借りるまでもなく、佐々木自身の言葉が何よりも順調な証拠だった。「自分でもビックリするぐらい、いい感じなんです」。渡米直後は、不安だらけだった。日本での自主トレ中、右足首を痛め、ピオリア入り後には右脇腹の筋肉を伸ばしたこともあり、5日間のノースロー調整を強いられた。
だが、今オフのトレーニングと節制が、佐々木の体から痛みを消した。体重はベストの100キロをキープ。渡米後は、ほとんどアルコールを口にしていないのも、今季にかける思いの表れだった。「まだまだやることはたくさん残ってます。ただ、予想以上に早く仕上がっちゃいそうですね」。
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