米大リーグ、マリナーズの佐々木主浩投手は20日、東京都内で記者会見し、マリナーズを退団して今季から日本球界に復帰したい意向を明らかにした。
佐々木は会見で「(家族を日本に残し)2年くらい前から、子供たちと暮らしながら野球をしたいという気持ちが強くなった。日本に残って野球をすることを決めました」と退団の背景を説明した。
日本球界復帰には今後、自由契約になることが必要なため、日本での復帰先については「フリーエージェント(自由契約選手)になってからのこと」と話すにとどまったが、古巣の横浜は峰岸進球団社長が「獲得の意思はあります」と前向きな姿勢を示した。
佐々木は総額1600万ドル(約17億6000万円)の2年契約をあと1年残しているが、マリナーズのビル・バベシ・ゼネラルマネジャー(GM)はシアトルで「彼の考えを理解し、(佐々木、球団双方に)一番よい形を探したい」と語り、退団を認めるのは確実視されている。
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