マリナーズ佐々木とイチローが日本マスコミに対し打ち出していた取材拒否がきょう17日(日本時間18日)から解除されることになった。この日の試合後、日本の報道陣と話し合いを持った佐々木とイチローは今回の拒否に至った経緯を説明。「これまでも取材には協力してきた。が、プライバシーだけは守って欲しい」(佐々木)、「球場の外で圧迫感を感じたくないんです。区別がつかなくなるとどうしても壁をつくってしまう」(イチロー)とそれぞれ本音を打ち明けた。
世界が注目する2人だが、写真週刊誌がシアトル市郊外の自宅にまで張りこんでプライベート写真を狙っている。警察にも通報するなど手を打っているが、自衛策として今月12日から一時的に日本マスコミと距離を置くよう球団から指示された。
「迷惑をかけた人には申し訳ありませんでした」と話した2人だが「集中できず野球に支障をきたすこともある」(佐々木)と切実に訴えた。暴走する写真誌には米メディアからも批判の声が挙がっており「おとなしくするべきだ」のコメントが相次いでいる。
この情報はnikkansports.comの協力でお送りしています
|