<ツインズ3−6マリナーズ>
マリナーズ佐々木主浩投手がツインズ戦に登板し、メジャートップに並ぶ32セーブ目を挙げた。
3点リードで迎えた9回裏。2死後、ロートンに二塁打を許したものの、慌てるそぶりは一切見せず、最後はホッキングを一ゴロ。「調子は良くもないし、悪くもない。軽めに投げたけど、ボールはピシッといってたからね」。危なげない内容だった。
前日のナイターが午後10時に終了し、この日は正午すぎに試合開始。しかも、今季最長の18連戦中とあって、体調が万全のはずはない。だが、マウンドに上がれば打者を打ち取ることだけに集中していた。
この日は、宿敵リベラ(ヤンキース)が敗戦投手となり、セーブ王争いで再びトップに並んだ。しかも、通算69セーブとして、2年目までのメジャー記録(トッド・ウォーレル、86〜87年)にも追い付いた。「そんな記録はこじつけですよ。先のことを考えてもしょうがないし、とりあえず明日の試合のことだけです」。チームも97試合目で早々と70勝目に到達。11イニング連続無失点中の夏男・佐々木が健在な限り、マ軍のペースも落ちるはずがない。
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